猫の習性

飼っている猫の気持ちがわからずに理解したいと感じた人は多いと思います。
猫の気持ちを解るには猫の習性を知ることです。
猫の習性の基本として、猫はわがままな生きもので気まぐれであるということが言えます。
ですから長年飼っている猫の気まぐれな気持ちは実に理解できないのです。
但し単なる仕草や習性をわかることで、そこそこ歩み寄れると思いますし、猫の気持ちを少しは理解出来るかもしれません。
最初は猫がよく発するゴロゴロ音です。
喉の奥の方から聞こえる音です。
この音は猫が嬉しいとき、気持ちがいいとき、安心しているときなどに響かす音なのです。
元々このゴロゴロ音は子猫が母猫に存在を伝えるために描き出す音なのです。
この音を聞いて母猫は母性が刺激されて母乳の出が良くなるとも言われています。
大きくなってからも小さいときの名残で猫は機嫌がいいとゴロゴロと音を出すそうです。
ですから猫を抱いているときや撫でてあげたところこの音が聞こえたら猫は安心してあなたに甘えているということになります。
このようなときはもう少し猫の相手を通じてあげて下さい。
猫は顔や首の周りを撫でて譲るととっても喜びます。
続いての習性は猫がたくさん眠るということです。
見ていると猫は寝てばかりいるように見える。
猫は一日に14時間から16時間くらい眠る動ものです。
殊に子猫ならば20時間くらい寝ます。
猫は夜行性の動ものそれで夜活動して昼間は寝ています。
ですから人には寝てばかりいるように見えるのです。

猫のマーキング

    
猫は自分の体から出ているフェロモンを、あちこちにこすりつけてマーキングする習性があります。
猫のフェロモンが出ているところは、猫の頬やアゴ、額やしっぽの付け根部分、足の裏や肛門周辺、猫の横腹など多くの部位にあります。
このフェロモンが出ている場所によってその意味や働きにも違いがあるとしています。
たとえば頬や額やしっぽなどを部屋の中の家具や人の足などによくこすりつけている姿を見かけますが、これは飼い主や親子や兄弟など自分が心を許すことが出来る空間やものに対して臭いをつけているのです。
そのため「安心フェロモン」と呼ばれます。
自分の縄張りを表すための習性とも言われています。
猫は自分のこのフェロモンを感知するだけで、心を穏やかに抑えることが出来るそうです。
逆に不安や恐怖や痛みや嫌疑などを感じた時折、猫の足の裏や肛門周辺からフェロモンを出します。
これは「警戒フェロモン」です。
猫は自分のこの警戒フェロモンを感知するだけで不安な気持ちを抱いてしまいます。
ですから動もの病院などに連れていうときに、猫が不安そうに泣くのは、周囲にいる猫たちの警戒フェロモンを嗅いで不安になり泣いているのです。
不安になった猫が一層懸念を募らせてしまって興奮状態に陥ってしまうと、尿マーキングという行動を起こします。
自分の飼っている猫があちこち尿マーキングを家の中でしはじめたからには、家の中のどこかに不安を感じさせる要因があるはずです。
たとえば近所にだいぶ硬い敵がいるとか、他の猫が家の中に入った形跡があるとか、飼い主にほとんど構って買えなくてストレスを抱えているなど色んな原因が考えられます。
このような場合は尿マーキングを通している猫を叱るのではなくその原因を取り除いてやるようにしてください。

獲もの狩り

    
猫には狩りをする習性があります。
猫はよくネズミを捕獲する習性があります。
ただし猫は先天的にネズミを獲ものとしてきたわけではありません。
母猫が獲ものを定めてそれを子猫に狩りとして教えて学習させたことによる習性のようです。
どういう動ものを獲ものにするかは母親次第だったというわけです。
猫は予めネズミの練るカサカサという音に反応します。
音をキャッチして、「何?」と探索を始めるのです。
そうしてその音が何かをチェックしてつきとめてから狩りを始めるのです。
猫が特定の動ものを獲ものとして認識するポイントがいくつかあります。
先ず「大きさ」をチェックします。
無性に大きいものだと狩りをするどころか逆にやられて仕舞うため、猫が捕まえ易いサイズであることが重要です。
その点ネズミやスズメといった猫よりしょうもないサイズのものが標的となるのです。
次にその動ものの動きもチェックしています。
自分に向ってくるもの、つまり歯向かって来るものは「敵」であり、逃げて行くものは「獲もの」であると認識するのです。
つまり自分の目の前を手ごろなサイズの動ものが逃げていこうからには、獲ものと認識して猫の狩猟本能を刺激してその標的に襲いかかるようになっているのです。
猫にとってネズミが獲ものとなったのには更に理由があります。
それは猫が狩りを行う夕方や早朝の時間帯とネズミが活動する時間帯が同じであったことが挙げられます。
つまりわざわざネズミを探さなくてもおんなじ時間帯に行動しているわけですから、巡り会う確率が高くて目の前によく現れたために猫はネズミを捕獲するようになったのだということです。