エコキュートは最新のエコ

現代社会において、エコはブームで終わってはいけないものとなっています。
飽くまでスタンダードな生涯として定着しなければ、エコは何一つ年甲斐ものとなってしまいます。
環境への配慮は、他の誰でも無くわれわれ人間へフィードバックしてくるものなのです。
そんなエコに関するアプローチは様々ですが、その中それでも近年、生活の中で断然配慮されているのが、熱に関するものです。
たとえば、エアコンの設定温度。
一時期は、どんな施設も夏になると凍えそうなくらい冷房をきかせていましたが、今は随分「28℃」が定着してきています。
これもエコの一環ですね。
そうして、同じく熱に関するアプローチとして「エコキュート」があります。
エコキュートは、自然冷媒ヒートポンプ給湯器の愛称です。
ヒートポンプ技術を用い、炎ではなく空気の熱によってお湯を沸かすという電気給湯器の一種です。
英語のつづりだと「EcoCute」となります。
エコと「可愛い」を意味する「Cute」という単語を組み合わせたもので、この名称は日本における各電力会社、給湯器製造会社がふるって使用しています。
本当は、関西電力の登録商標でもあります。
エコキュートの特徴は、冷媒に二酸化炭素を使用している点です。
以前はフロンにおいていましたが、フロンガスは多くの人が知っている通りオゾン層破壊に通じる気体です。
その点が改良されたエコキュートは、再度環境への配慮がなされたものとなっています。
 

エコキュートの仕組みを知ろう

空気中の二酸化炭素においてお湯を沸かすエコキュート。
こう聞いただけでは、何故お湯が沸くのかピンときませんね。
何故空気でお湯が沸くのかということは、ヒートポンプのしくみを知らないと理解することは困難です。
では、とっととエコキュートのヒートポンプについてみていきましょう。
ヒートポンプは熱のポンプに関しての言葉ですが、まさにその熱のポンプがありのままエコキュートの仕組みと言っても過言ではありません。
そのヒートポンプユニットに空気を呼び込むことで、空気内の熱を汲み上げてお湯を沸かすエネルギーとしています。
とはいえ、空気中にそういった熱があるかというと、疑問ですよね。
どれだけ暑い日それでも、気温が40℃を超えることは一層ありません。
一体、どのようにして熱を作っているのでしょう。
ヒートポンプユニットは、取り敢えず大気中の二酸化炭素を吸収し、ユニット内のコンプレッサーで圧縮します。
二酸化炭素に限ったことではありませんが、気体は圧縮すると温度が上昇します。
いわゆる「断熱圧縮」です。
これを行うことで熱が発生するのです。
この熱を熱交換器と呼ばれる部分へと運び、お湯を沸かすエネルギーとして利用します。
水を温めたことによって二酸化炭素は熱を失いますが、その二酸化炭素は拡張弁というところへと運ばれ、なので膨張されます。
膨張すると、圧縮した場合と逆の理屈で二酸化炭素は温度以上に低音となります。
それほどすると外気から熱を吸収しやすくなり、再び外の熱を吸収するために利用されます。
これがエコキュートの仕組みです。
 

エコキュートのメリット

外気を送り、圧縮することで熱を考え出し、次いで水を温めてお湯にするというエコキュートの理論は、非常に理に適っています。
殊更、オゾン層に押しなべて悪い影響を与えない二酸化炭素を利用するという点においては、正にエコの象徴ともいえるシステムでしょう。
この点においては、エコキュートは大きなメリットを有したシステムだと言えます。
また、エコキュートにはこれ以外にも大きなメリットがいくつかあります。
エコキュートは、効率に関しても非常に優秀な結果を出しているシステムです。
従来のヒーターによってお湯を沸かす場合と比較すると、使用する電気の量は半分よりはるかに少なくてすむというデータが出ています。
エコキュートに必要な電気量は、従来のヒーターの30%程度で良いと言われており、電気の節約という点でも最適エコとなっています。
グングン、電気をあまり使わずにすむということは、ランニングコストが安く済み、経済的にも好影響をもたらすというメリットがあります。
簡単に言えば電気代の節約になるというわけですね。
お湯を数多く利用する仕事の場合は、特にその面でのメリットが大きくなります。
また、エコキュートは深夜電力を利用することも可能です。
深夜電力とは、深夜に発電わたる電力です。
通常、発電は日中に使用する量を元に設定します。
そのため、深夜の電気をあまり使用されない時間帯であっても、大層過剰に電力が作られています。
その深夜電力は、電気会社と契約を結べばエコキュートでも利用できます。
それによって安価での電気利用が可能となるのです。