毛玉を吐く

猫を見ていると時々ケホケホと咳というものを通して、毛の集まりを吐くのを見かけます。
これは猫の習性である毛づくろいに関係があるのです。
猫の毛玉は「ヘアボール」とも呼ばれます。
猫は毛づくろいを通して自分の体をなめる習性があります。
このとき自分の抜け毛が舌にひっかかって飲みこんでしまう。
普通はその場で吐きだすか飲みこんでしまったものは便と共に排泄されます。
ただし猫が上手くその場で吐き出せなかったら、毛は胃の中に残ってしまいどしどし塊となっていきます。
これが毛玉なのです。
そうして溜まった毛玉を猫は外に吐き出そうとします。
何かものがつまったようにケホケホと言いながら毛玉を外に吐き出します。
猫によっては1回で直ちに吐き出せるものと、何回やっても吐きだすことができずに2、3日後になんとか吐きだすことが出来る猫もいるのです。
すべての猫が吐き出すわけではなく、中には吐かずにすべて便で示す猫もいます。
これは猫の正常な行動なので、猫が吐くからといってくれぐれも心配することはありません。
一般的に毛玉を吐く猫は、長毛種のものがほとんどで、短毛種の猫の場合はおそらく吐きだしません。
猫によっても毛玉を吐く行為は個体差があって、1週間に1度くらいのペースで吐く猫と1年に1回くらいしか吐かない猫がいます。
吐いても吐かなくても猫が元気であれば案外気にすることではありません。
但したまに猫に食欲がなくなることがあったり、嘔吐を繰り返し行なうことがあったり、便が一際出ないことが続いたり、猫の元気がなかったりした時折直ちに動もの病院を受診して下さい。
猫は毛玉を吐きたくても吐けなくて毛玉が大きくなりすぎてしまい吐き出せずにいる「毛球症」という病気の可能性があります。

表情

    
猫の習性と言えるかどうか、猫の表情についてお話したいと思います。
一般的にみて猫は犬ほど感情表現が多くはありません。
真に猫の顔を眺めていても、これといって勘定の起伏が表情にでてこないのです。
これは昔ながらの暮しによるものです。
その昔、犬は集団で草原などに住み狩りを通じていました。
猫は森や林などに1匹で住みつき狩りを通じていました。
猫はかたまりて暮さないで1匹だけで狩りを通じているので、あんまり他の猫の顔を近づけて表情が思えるほどの距離に行くことがないのです。
親や兄弟は別ですが、それ以外の猫と大げさに顔で表情を出して感情を表現する不要のです。
絶えず狩りを通じてきた猫は、発情期や子育てを通じている時期以外は、獲ものとしか接触してこなかったのです。
ですから猫は感情がとぼしい動ものになったと言われています。
猫の無表情は狩りをするという猫の習性に関係していたのです。
猫が感情を表現して、顔全体、体も使って気持ちを表現するときは、自分の縄張りを続けるとき、家族を続けるときに相手を遠ざけようとして必死に行なうときだけです。
猫は他の猫などが近づいて欠けるように、毛を逆立てて、耳を後ろに伏せて、口を開けて牙を見せて、すごみのある声を出すなどして「あっちへ行け」と相手にメッセージを伝えます。
そういうことから考えると猫が何もせずに無表情であるということは、逆に友好的である行為なのかもしれません。
向き合った2匹の猫がじっと顔を見合わせている場合、じっと見つめて目を開けたり閉じたりしているときは敵対行為であり、とっても相手の顔を見ない時折興味がない行為であると言えます。
表情がないようでもさりげない表情で感情を話し合っているのが猫のコミュニケーションなのです。

猫のしっぽ

    
猫は感情をしっぽで表現する習性があります。
猫の気持ちを引っかかる時折猫のしっぽを見るといいです。
猫がしっぽをピンと立てているときどき、案外機嫌が好ましいときです。
猫はあるくときにしっぽを立てていることが多いです。
中にはくねくねさせながらあるく猫もいます。
立てたままこちらに歩いてくる時折、猫は餌を欲しがっているときです。
しっぽを立てて近寄るということは、猫は甘えているときです。
つまり子猫が母猫にご飯をもらいに甘えて寄っていくようなもので、飼い主に対して甘えてご飯を催促しているポーズなのです。
しっぽを立てて近寄ってきたらご飯かかまってほしいだけのときもあるので、そのときには一緒に遊んであげて下さい。
しっぽを急にお腹の下に巻き込んでしまったときは、猫が怖がっている証拠です。
しっぽを隠して体を小さく見せているのは弱気になっていることを示しています。
自分がもろいと相手にアピールするため体を少なくするのです。
逆にしっぽをやまのようにして体を激しくする時として、猫が戦闘態勢にあるということです。
猫が強気になっている状態で相手に対して強さをアピールしている状態です。
猫がどっかアクセントを見つめながらしっぽの先だけをゆっくりと動かしている状態をよく見かけます。
これは猫がボーっとしながら考え事をしている状態です。
次に如何なる行動をしようか何を見に行こうかなど考えている状態で、しっぽの動きが止まった時は考えが決まったときなので猫はゆっくりと歩き回り出します。
猫の習性としてこのような行動を何度も増やすようです。