生活の中で使用される木材(1)

前回、前々回と、楽器に生きる木材ということで、色々な楽器に使用されている各種木材をご紹介してまいりました。
今回は、しばし視野を広げてみましょう。
普段の生活の中けれども、木材による生活用品というのをあちらこちらで使用しているかと思いますが、それらが何の木から出来ているのかちょっと見てみませんか。
どこのご家庭にも必ずと言っていいほどあると思われます「まな板」ですが、これもまたさまざまな木材が使用されるのですが、一般的にマツやスギなどを使用することが多いですね。
更に、どこのご家庭にもあると思われます「鉛筆」にも、前もってマツやスギが使用なることが多いです。
今、あなたのそばに鉛筆がありましたら、見てみて下さい。
どっかの山から伐採されたマツやスギが、鉛筆に加工されて、今あなたのもとへやってきたということになります。
このように練り上げるとき、木材で作られた商品に、今まで以上の愛着が湧きませんか。
さて、多くのご家庭にあります「仏壇」はどういう木材を使用していると思いますか。
仏壇は黒檀を使用する場合が多いです。
仏壇は、家の中にあるものの中けれども高級な部類に入ると思いますが、黒檀は仏壇をはじめ、高級家具に使用なる木材なのです。
では、普通の家具類・・・椅子やテーブルなどには一般的に如何なる木材が使用されているかと言いますと、カシなどがそうです。
カシは非常に堅い木ですから椅子やテーブル、机などを仕立てるのに最適なわけです。
酒樽などにも使用されますね。
 

生活の中で使用される木材(2)

本日もまた、普段の生活の中で使用罹る木材についてお話を進めてゆきたいと思います。
趣味がスポーツというかたは多いと思いますが、ボーリングが趣味というかた・・・「ボーリングのピン」が木材から作られていることはご存じですよね。
この木材が、何の木の木材であるのかまでご存じでしょうか。
ボーリングのピンは、カエデから出来上がることが多いです。
適度な堅さと粘りがある木なのですね。
野球が趣味というかた・・・「バット」にかわいく使用罹る木はおわかりでしょうか。
これもまたカエデが使用罹る場合が多いです。
ウインタースポーツの代表とも言えるスキーが趣味のかた・・・「スキー板」も木材から出来ていますね。
スキー板によく使用罹る木材は、ブナやカバです。
これらのスポーツをする際には、ちょっと気にしてみてくださいね。
他に、ご家庭ですばらしく見る木材の製品というと何。
「フローリングの床」などもそうですね。
床材としてかわいく使用罹るのは、スキー板と同じブナやカバもそうですし、カエデも美しく使われますね。
はなはだちっちゃなものだが、「印鑑」などはどうでしょう。
宅急便が来た時にサイン代わりに圧すのは、専らシャチハタというスタンプ型の印鑑だと思いますが、大切な書類に圧すための印鑑の多くは、木材であればツゲで出来ているものが多いと思います。
木目が密でありながらも軽くて加工がしやすい木材です。
木材や木の製品というと、我々はどれもおんなじ木から作られたように漠然と思ってしまうが、さまざまな木材が用途によって使われているのですね。
 

合成木材

自然の木からできあがった木材は、香りも良く、ぬくもりも感じられますね。
見た目も、何となくホッとしてストレスが和らぎます。
ただ、ふとした難点を挙げるとすれば、水に情けないということや、虫害に遭い易いということでしょうか。
そのあたり、なんとかならないのだろうか・・・ということで誕生したのが合成木材と言われているものです。
さて、この合成木材ですが、どんなものだと思いますか。
合成木材は一般的に、木粉を55%、ポリプロピレンを45%混合溶融し、押し出して成型された木質複合材料のことを言います。
そうして、その特徴といたしましては、原料に廃材と廃プラスティックを使用しているということ・・・つまり、リサイクル商品なのですね。
また、自然の木材にはどうしても生じてしまう色の退色や割れ、ササクレなどが生じることはありませんし、シロアリなどの害もなく、腐食もしづらいという、素晴らしい特徴も持っています。
このような特徴から、合成木材は屋内よりも屋外に使用繋がることが多いようですね。
将来のメンテナンス性などの面からも考えますと、公園などの遊び場や、幼稚園、小中学校、福祉施設といった公共事業に使用され始めています。
この合成木材の短所を挙げるとするとすれば、単色であるため、自然の木ものの風合いが出ないということ、価格的に高価であるということ、強い衝撃によっては割れたり欠けたりする場合があるということでしょうか。
用途によって自然の木材と合成木材を使い分けるのが素晴らしいやり方ですね。