エコキュート長持ちの理論

ボイラーに代表される給湯システムは、導入したら以降はありのままという家庭がほとんどですね。
下手に触ると壊してしまうのでは…という恐怖感もあるので、無理もないことです。
ですが、ともかく機械なので、定期的に手入れをしないと傷みが増す一方として、これはエコキュートに関しても例外ではありません。
ある程度自分たちでお手入れを行うことで、エコキュート自体の寿命を延ばし、長持ちさせることにつながります。
エコキュートのお手入れは、タンク内の清掃が主となります。
基本的には苦しいものではありません。
タンク内はある程度お湯、あるいは水で満杯になっているため、空気が入り込むことがなく、汚れがつきにくい構造になっています。
何より、腐敗の原因となる菌類は殆ど入り込みません。
但し水道水を利用するため、その中に含まれるもの質、例えばカルシウムなどの沈殿ものが溜まって仕舞うということがあり、それを省く必要があります。
といっても、これらの除去は1年のうちに2回程度で問題ありません。
清掃方法もシンプルで、貯湯タンクの下部にある排水栓を活かし、下部の水や沈殿ものを排出すれば次いでOKです。
但し、タンクは根っから真空状態になっているので、減圧をする必要があります。
最も、これも空気を中に加えるだけのため耐え難いことは更に無く、手順はエコキュートを導入する際にマニュアル等で確認できます。
機種によってはリモコン操作で配管の洗浄も行えるので、面倒がらず定期的に行っておきましょう。
 

お湯切れに気をつけよう

非常に扱いが簡単なエコキュートですが、ひとつ気をつけなければならないことがあります。
それは、お湯切れを起こさないことです。
お湯切れと聞くと、お湯がなくなって何も蛇口やシャワーから出てこなく繋がる…という状態を連想しがちですが、そういうことにはなりません。
エコキュートの構造上、タンク内はかなり激しく沸き上げたお湯と水とが上下に同居しており、起こるお湯はその熱いお湯と水が混同した部分の適温のお湯という方式をとっているため、お湯がなくなるとタンク内が水だけになり、その水が出てくることになります。
とはいえ、仮に冬場にシャワーを浴びていて、途中で水に大変ですね。
風邪を退くことになりかねません。
そういう事態を回避するためにも、お湯切れは起こさないようにください。
基本的に、エコキュートはおまかせモードにしておくと自動で沸き増しわたるため、お湯切れの心配をする必要はないと思われがちです。
しかし、たとえばエコキュートが故障した場合や、沸き増しするための電力が停電等で遮断された場合などは、その限りではありません。
また、終始沸き増しを行うおまかせモードに積み重ねると、経済的に少しコスト消費が激しくなるため、ある程度は手動での操作を意識しておく必要があり、こういう場合にお湯切れが起き易くなります。
お湯切れを起こしたからといって、タンクが傷んだり、エコキュートのシステムに障害が発生したりするわけではありませんが、何とかこのようなシステムを導入しているのですから、毎日お風呂で快適に過ごせるようにはしておきましょう。
 

エコキュートには補助金が出る

エコキュートを導入するにあたって、補助金が国から出るということを知らない人は多いのではないでしょうか。
ただしエコキュート設置の補助金は、適切額が用意されています。
飽くまで国の制度の一環のため、政権の移動によって変更される可能性はありますが、2010年の段階では補助金制度が存在しています。
なぜエコキュートに補助金が発生するのかというと、簡単に言えばエコへの取組みに対しての補助金、ということです。
エコキュートは、空気熱の利用を行うことで、従来より電気エネルギーの消費を抑えて熱エネルギーを得られる技術です。
そのため、地球温暖化に対しての予防対策の一環となっています。
その点が認められ、エコとしての補助がなされているのです。
元々の補助金制度では、従来の給湯器とエコキュートの差額の半分程度が補助されていました。
ただし、当時はエコキュートの知名度が安く、また購入金額もかなり必要だったこともあって補助金を受けられる人も少なく、件数も多くはなかったようです。
ですが、エコキュートの知名度のアップ、また技術の進歩もあり、現在ではさんざっぱら多くの人が利用するようになり、補助金制度も年度に変わってきています。
そのため補助額が現在と昔では変わっているため、エコキュートを導入する場合は、最新の補助金制度について知っておかなければなりません。
また、エコキュートを利用するすべての人が補助金をくれるとは限りません。
申請を行った後に、補助金を受け取れるかどうかというチェックがなされ、無事それを通過してようやく補助金がもらえるようになっています。