ヤコブセンデザインのカトラリー

「SASロイヤルホテル」や「セントキャサリン大学」など、歴史に残る名建築を手広く生み出しているアルネ・ヤコブセンですが、彼は建築だけではなく、北欧家具や照明など、さまざまなジャンルで際立つ作品を残しました。
彼の作りだす建築が有名すぎて、その影に隠れてしまっていますが、その中それでもヤコブセンがSASロイヤルホテルの為にデザインした「AJ CUTLERY」はシンプルでいてレベルが厳しく、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。
ぴったり知る人ぞ知る一品なのです。
S.キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』の中で使用された事でも有名な一品です。
発表から半世紀を経た今でも当時において未来的雰囲気を保ち、洗練された印象を当方に与えます。
取り扱うのが、もったいなくらいにきれいな曲線を描き、見ているだけでもため息がでて仕舞うほどです。
飾っておくだけで絵になる宝石もののカトラリーです。
ただし、美しさのみならず、きちんと使いやすさも考えられています。
何度もアイデアが練られ、何度もスケッチを重ねたそうです。
持ち手から先端にかけての流線型のラインが美しく、無駄がそぎ落とされた非常にシンプルなデザインです。
こんな未来的カトラリーが50年以上前にデザインされていたなんて、びっくりしてしまいます。
結婚など、何か特別なお祝いの品として差上げると喜ばれるでしょう。
シンプルでかつデザイン性も厳しいヤコブセンデザインのカトラリー。
北欧家具の木でできたシンプルなデザインのダイニングにも、至極似合うと思います。

国産家具メーカーカリモク

日本にもほとんど北欧家具?と、見間違えてしまうような人気の家具メーカーがあります。
それは、「カリモク」です。
カリモク60の革張りのソファや丸っこいフォルムのローテーブルなどを、インテリアに使用しているカフェもよく見ます。
カリモクのソファがあるということだけで、ワンランク上のおしゃれなカフェに感じませんか?そういう重厚なソファに腰かけて、呑むコーヒーはグングン上手く映るものです。
どっかレトロな雰囲気を生みだすカリモクの家具。
木のあたたかみを感じることが出来るところは北欧家具の良さと似ています。
カリモクのホームページを開いてみると、このようなコメントが載せられていました。
「本ものの木の家具には、温もりがあります。
暖かい肌触りの木肌、美しい木目には、心を癒してくれるチカラがあります。
幾星霜もの年輪を刻み、樹木から木材、そして家具となってもなお生き延びる木―――。
カリモクは『100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい』を合言葉とし、これからも木と語り合いながら“お客様に愛される家具”をお届けしたいと願っています」
昨今の、コストパフォーマンス重視の使い捨てとも言える家具とは変わり、北欧家具を始める職人の精神もののものを感じます。
カリモクの家具もまた、年代を超えて引き続き愛用出来るような作りの家具になっています。
木や天然材料のものに囲まれて生活を送っていると、日々の暮らしが容易い空間に包まれます。
室内にいても、自然を感じることができます。
日本にも北欧家具のように、シンプルで木の材料の良さを活かした家具メーカーがあるというと誇りに思います。